千の星になって

あなたを見守る☆ 星と地球と社会のような  http://koumoto1000stars.blog.fc2.com/  【 エラノールさんの“別荘ブログ” 】

「出せよ!」 ~ヤミ猫「ポピー」の尾道‘放浪記’~ (1)

道は広島県東部、瀬戸内ののんびりとした港町で、どちらかというとあまりおしゃれなところではない。今でこそ若者の集まりそうな、都会風のイベント会場のような商業施設や、おしゃれなベーカリーやケーキ店などがあるにはあるが、もともとは磯の香りの漂う路地のようなところ。時の流れは沖を航行する船の動きで感じるような。静かにじーっと日が差して、ぷーんとやはり海のにおい。一方で海に山が迫って、「坂の町」などと紹介されることもある。
 そんな町の坂の上り口に一棟貸し切りの宿屋があって、私たち二人は桜もまだまだといった春待ちわびるころ二泊した。しかたないからとつれてきたポピーをできるだけ宿には入れたくない。何せここは結構文化財級の風格ある一軒家。建具だけでなく、家具もふさわしいものが入っているから、猫の鋭い爪で引っかかれでもしたら後始末はやっかいなことになる。基本建物には入れず、普段ドアノブにつながれているポピーに自由を満喫させてやることにした。荷物になるからもちろんいつものキャットフードなどは持ってきていない。野放しにすることで、適当にそこらへんの残飯でもあさってくれたら結構。食中毒など猫にあるのか知らないが、そんなで、もし死んでしまったらそれまでだったということ。そこまでいかなくても、尾道の山坂で道に迷って、私たちが宿を後にするそのときまで帰ってこない。
「きっとこの辺の猫たちと仲良くなって、ここ尾道で生きていくことにしたんだろう。やった、嫌いなポピーとおさらば。ポピーも自由を得て、お互いWin,Win!」
なんて期待がなかったわけではない。

(つづく)

<続きは月初の定期更新時に随時掲載します。>
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始めの「あいうえお」 (12)

Hのり 「私はポピーに復讐されるようなことをしたことはありません。」
Mさえ 「お母さんこそが大好きだったんだよ。」
Hのり 「ん?ほら。ポピーが私の脚にスリスリ。やっぱりね。」

(完)
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「39光年先 水の7惑星?」

球から39光年の距離にある矮星に液体の水が存在する可能性のある惑星が7つも存在するという観測結果が発表された。地球外生命は、この宇宙に無数に存在する。このとてつもなく、気の遠くなるほど巨大なこの宇宙に、現に、われわれが存在していることが何よりもその証ではないだろうか。
 それはそれにしても、この7惑星のどれかに生命が存在するか、というのは別の話。地球外の(知的ではない)生命体自体が発見されていない現在においては、まず生命が地球外に存在する痕跡さえを見つけたいのだ。
 しかし、それは昔の宇宙人探し的な話ではなく、もっと科学的にして即現実の宇宙探求そのものである。「外」を知ってはじめてわれわれ自身の普遍性と、あるていどの特異性を振り返ることができるのだと、わたしはおもう。

[参考] 読売新聞大阪本社版 2017年 2月23日付朝刊 「39光年先 水の7惑星?」

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始めの「あいうえお」 (11)

Hのり 「礼儀に反します。ポピーはそのようなことはいたしません!」
Mさえ 「ろくでもないアニキに今を逃すな、とばかりに復讐に燃えていたと思いましゅ~。」

(つづく)
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プロキシマ・ケンタウリの黒点

ロキシマ・ケンタウリといえば、私たち(地球)から最も近い恒星として知られています。この星の表面にも太陽と同じく黒点が存在し、太陽よりも大きく表面積に対する割合も多い可能性もあるとのことです。この星には最近、惑星が存在することが発表されましたが、その惑星の気候に対する影響も今後の観測によって明らかにされるだろうとのことです。[註]
 遠く離れた星の表面状態が話題になるだけでも驚きですが、さらに小さな惑星に仮に自分がいるとしたら・・・、などと興味がつきませんね。

[註]月刊天文ガイド 2017年 1月号 17頁 誠文堂新光社

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